解説：“魔法”と“別離”を経て出来た曲．自分の中では“魔法”や“別離”を含めたくじら風ポップス3部作．

“魔法”で作詞家さんに書いてもらった前向きな世界観、“別離”において自分で書いた後悔から先に進むための世界観などの流れを汲もうと考えながら書きはじめた詩．ところが，これがいっこうに出来上がらなかった．それは自分が今のままでいたいのか？それとも違う道へ行きたいのか？それとも立ち止まった間までいいのか？自分でも迷いがあったから．

　

そしていろいろなことをその間に感じて，下のような歌詞になりました．

　

サウンドメモ．ドラム以外はすべて Roland Fantom-XR．ドラムは“Real Mega Drums 2”を　Akai　professional Z8 で鳴らしている．難儀したのはRoland Fantom-XR のエフェクト設定．ルーティングが良く分からなくて四苦八苦．アンプシミュレータのエフェクトが結構いい感じ．あとベル系の音色の高音域が好みなのも大きな発見．少し古い機材で Roland JD-800 や JD-990 だと、ベル系の音色はすごい好みなんだけど難点があって、それは高音域を使うとエイリアスノイズというのか、折り返しノイズというのか良く知らないが、そんな感じの変な音が鳴ってしまうこと．Roland Fantom-XR だと似た質感だけど使いたい音域でエイリアスノイズが起こらないのですごくいい．しかし相変わらずリバーヴは分からないなぁ（汗）．ドラムはいつものように手引きで軽くエディット．そしていつものようにいくつか生ドラムでは叩けない感じのフレーズがある（汗）．ボーカル録音については“春”や“夏”という楽曲でえたノウハウを活かしてみた．けど，方向性は全く別で，すぐそこで歌っている感じにしたくて，すごくデッドな録りと処理にしてみた．